立体的な映像を思い起こせ!(第三章


どうも、こんばんは。今回はさり気にpixivの説明文からこのページへ繋がるURLを張り付けているので、いつもより紳士に・・・する訳なく、いつも通りの調子でやっていきます。


さて、もう何も言う事はありません。



やっとです。



ようやくです。

「ついにこの日が来てしまった・・・あれ程妨害してきたのに・・・。」



げっへっへっへ、表では最近「レミリアスパルタ劇場」だとか色々やっていますが
所詮向こうは表。エロ表現やら何やら出来ませんでしたが、こちらでは裏の部屋!!

覚悟は良いかっ!!



「やだあああーーーー!!!絶対にやだああああーーーーーーー!!!」



同意も得た事で、さっそく始めようとおもいます。
これ以上レミリアを喋らせると一向に話しが進まないので、さっそく監禁しちゃいましょう。


さて、前置きはここまでにして・・・・。
前回のおさらいを少しだけしておきましょう。と言う訳で、琶月!おさらい!

琶月
「えー・・・その台詞は師匠だけが言っていい台詞何ですがー・・・。
・・・えっと、前回は線画が完成して終了したんでしたっけ?」

そうそう。前回はこの状態で終わったんでしたね。




今からこのレミリアを俺色に染めて行こう。
何かギャーギャーレミリアが騒いでいるような気もしますが、愛あるスキンシップをご所望する声だと変換しておk(ry


琶月
「(ご愁傷様です・・・。)
・・・えっと、それで、どうやって色を塗ったんですか?」

日記51の時と同じようにまずはベースを塗ります。ここが全ての基本色になるので、一発目から重要です。

琶月
「間違えるとどうなるんですか?」

コレジャナイ感が強く出てきます。
とはいえ、ベースはSAIの自動選択機能を使って塗りたい範囲をバケツで一気に塗りつぶすだけの簡単作業ですので何か変だと感じてもすぐに修正出来ます。
一色一色、よく考えながら作業しても全体にまず色がつかないとイメージし辛い所も多いのでとりあえず塗っちゃいましょう。

ほーら、レミリア。この色がいいんだろ?この色がいいんだろぉー!?

琶月
「(流石の私もドン引き発言です・・・。)」

で、ベース色を塗り終えた絵はこちらになります。




正直正しい色遣いだったとしても、ベースだけではコレジャナイ感が凄く強いと思います。
なので、この状態を見て「あ、何か間違えたかも・・・やり直そう」とか思うのではなく、「とりあえず進めてみるか。奇跡が起きて超良い色になるかもしれない」っていう気持ちでやってみると良いですね。
とりあえずポジティブ思考で進めて行きましょう。

琶月
「実際、このベース色は正しい色だったのですか?」

バイブの色だけ後で変更しました。その他は、とりあえず正しい色だったと思います。
色を変更した理由はちょっと、この先とある物を描くに当たってあまりに明るすぎる絵だったために少し暗い色に変更。
そのある物というのはある意味重要な物なので、後述します。

琶月
「ある意味重要な物・・・?なんでしょう・・・。・・・あの、早く色塗って行かないとレミリアさんが鎖を千切ってしまいそうですよ。」

あの鎖は同人誌になると霊夢より遥かに強くなる幻想郷の村人と同じ補正がかかっているはずなんだがなぁ・・・。

さて、次は色に深み・・というか、タイトルにもなっている「立体感」を出しています。

琶月
「タイトルは『立体的な映像を思い起こせ』で、立体感ではないのですけど・・・。」

だめだ、そんなんだから琶月は回りの人達にも琶月ぇ・・・とか言われたりCHH送りにされたりするんです。

琶月
「うぇっ!!?そ、それとこれは関係ないじゃないですか!!は、早く私の事より説明続けてください!」

そうだったそうだった。立体感を付け方は同じく日記51に書いてある通り「乗算」と「スクリーン」機能を用いて色を三つに増やして行きます。
ベース色+影(乗算)+光(スクリーン)。この三つが合わさるとそれだけでかなり【らしく】見えます。
もっともっと色に深みを与えたい場合は ベース色+【影(乗算)+影(乗算)】+スクリーンってやると色が増えてもっとらしく見えます。

塗りの基本的なコツなのですが、何が前面に出てて、何が後ろに引っ込んでいるのか意識する必要があります。
明るい色と暗い色が近くになればある程、奥行きが強く出てきます。
って、昔のアトリエの先生が言っていた。

琶月
「アトリエの先生がこの絵を見たら泣きそうですね。」

人物デッサン・物体デッサンだけで二次絵は完全否定のお方でしたからねぇ・・・。元々二次絵を描くためにデッサン学んでいたなんて口が裂けても言えない。

それで、ベース色に影と光を足した絵がこちらです。




どうです?かなりらしく見えてきますよね。

琶月
「私の目が正しければ、肌とか乗算とスクリーンだけではないような気がするのですが。」

む、琶月の割には優れた観察眼を持っている・・・。

琶月
「ふっふっふ。師匠の元でちゃんと修行していますからね!」

それは剣の修行か、はたまたSAIの修行か。
琶月の指摘通り、一部分乗算とスクリーン以外の色を使っています。目と肌ですね。

目は色んな手法があると思います。
ただ、今回は日記53と同じくレイプ目(目に光がない状態)ですので塗り自体は非常に楽ちんです。
ただ、それでも乗算+スクリーンだけでは目は濡れないので、この戦法は使えませんね。目は別の機会に手法を公開したいと思います。
恐らく将来的にやる「服のシワ」編で一緒にやると思います。

琶月
「これまでの絵を見ると全身絵の殆どが裸なんですよね〜。」

正直全身絵は服描くより裸の方が遥かに簡単だと思います。

琶月
「え?そうですか?服の方が簡単に思えますけど・・・。」

うーん、服の場合は直接は体が見えないので隙間とかである程度構図がずれてても分り難いっていう利点は確かにあるんですよね。
でも、服は服で描き慣れていないと体書くよりもっと難しいと私は思います。服描ける人って凄いな―。俺は裸じゃないと駄目だわー(チラッ

琶月
「(まさかわざと描けないって訳じゃ・・・ありませんよね・・・・?)
え、えーっと。色塗りの続きですけど、目は例外として肌は他にどんな手法を用いて塗りましたか?」

肌はまず最初にベース+影(乗算)+光(スクリーン)の手法を用いて塗ります。ただし、これだけだとエロっぽくありません。
そこで、濃度を薄めにした赤色のエアスプレーを使って太ももや腕、アソコとかに赤みを入れておきます。いわゆる紅潮って奴です。
これがある無しではかなりツヤとエロさが違います。

琶月
「比較絵があると分りやすいのですが・・・。」

ごめんなさい、用意するの忘れました。

琶月
「モアイさんは変な所で抜けてますよね〜。」

琶月にだけは言われたくないわっ!!

琶月
「ひぃーん!」


・・・。


琶月
「ひとまず大体は塗り終えたみたいですけど、所々まだベース色が残っていますね。例えば羽とか断面図とか。
後・・・バ、バイブの取っ手部分とかも・・・まだベース色でしょうか?」

恥じらいつつも口にする琶月可愛いです^q^<<侍の道捨ててエロの道へ行くべし

琶月
「い、嫌ですよ!いいから早く続きの説明してくださいっ!」

焦っている琶月も可愛いです^q^<<レミリアとジェスター程じゃないが。
・・げふん。ひとまず、体全体が塗り終えたので次は残りの部分も塗って行きます。
この段階までくると、そろそろ背景のシーツにも色を加えて行ったほうが良いですね。

琶月
「どうしてですか?」

良い質問です。
これは人の思いこみ部分を失くすためです。

琶月
「・・・・?思いこみ部分?良く分らないのですが・・・。」

これは絵のテクニックというよりは人間心理を突いています。
白という色は黒と同じぐらい強い色を持っています。
にも、関わらず白という色は黒と比べてとても弱い色です。

琶月
「ますます意味が分らないのですが・・・。」

白は二つの性格を持っているのです。例えば、上の絵とか見れば分るのですが髪や肌に光沢。ツヤ部分がありますよね。

琶月
「ありますね。」

この白い部分がなくなるとこうなってしまいます。





ちょっと分り難いのですが、太もも辺りとかを見比べて頂ければすぐに分ると思います。
光沢が無くなるとプニプニ感は失われ生々しさが前面に出ます。
これはどういう絵に仕上げたいかによって白を加えるべきか加えないべきか変わってくるので、一概に良い悪いとは言えませんね。
リアルな絵を描きたい場合は無い方が良いように思われます。

このように白色事態がいかに絵に強い影響を及ぼしているのかよくわかると思います。

琶月
「それでは、弱い白色っというのは何なんですか?」

こちらは人間心理です。
白っていうのは言葉の通り無地で何もないまっさらな状態です。
これはいわゆる未完成の色であり、背景が無意味に白いと手抜き感が強く出てしまいます。
これがもし、新規作成を選択した時に黒い背景で出てくるのが常識・・・であるとすれば黒の方が手抜き感が出ていたのかもしれませんね。

琶月
「え〜。未完成の色ってのは何となく分ったんですけど・・・でも白いシーツなんて沢山ありますし、無意味な白ではないと思いますよ。それに、実際に白いシーツ見ても手抜きとは思えないのですが・・・。」

現物のシーツは絵じゃないので、普通シーツ見て「手抜きだ」とは思わないでしょう。
そもそも、実際にシーツがRGB全て255のような状態に見える事はまずなく部屋の明りの有無や暗い所・明るい所によって色が違ってみえるはずなので
強く再現しようと思うのであれば白一色のはずがありません。

琶月
「うーんうーん!それではどうすればいいのですか?」

先程も言った通り、シーツに色と影を塗りましょう。白地+影はかなり丁寧にやらないと手抜きに見えてしまうので何かベース色を塗ってその上から影を塗りましょう。
その方がらしく見えます。

そして実際にシーツに色塗り+ちょっとだけ影塗った絵がこちらです。
(ついでに羽や愛液・汗等も塗っています。




さっきと比べて大分意味ある情報が増えて「らしく」見えてきたと思います。
これはもう、大分前々から感じている事なのですが絵は「らしく」見せる事が重要だと思っています。
私は所詮趣味で絵を描いている者で、絵で生計を立てている訳ではないので技術で比べるとプロの足元にも及びません。
そんなアマチュアな私が出来る事はとにかく「らしく」見せる事です。それらしく見せる事が出来れば「最高」とまでは行かなくても「まぁまぁ」とまでは行けると思っています。

琶月
「らしく見せる。要チェックですね。」

某人物デッサンの構図説明している作者さんもらしく見せる事が重要と仰っていますね。強く共感します。


さて、シーツと色の説明はこの辺にしておいて・・・。
次に愛液ですね。さり気なくもう上の絵に乗ってしまっているのですが・・・。

琶月
「わぁー・・・。何か凄い事になってますねー・・・(棒声」

目を逸らすな。しかと見ろ。

琶月
「セクハラ!パワハラ!!」

知らぬ、聞こえぬ。
愛液は本当に重要なパーツだと思います。
これナシにバイブ突っ込んだら痛いと思う。
後気持ち良い事を証明する証に(ry


琶月
「いつもの事ですが気持ちよさとか云々、結構重視していますね・・・。」

紳士ですから(ドヤッ

レミリア
「し、紳士なら早くこれ・・・外し・・・んんっ!!!」

それは出来ん。
そんな愛液。超重要パーツである故か、やはり描き方を知らないと描いて行くのはかなり難しい。
ここで重要なのはやはり「らしく」見せる事。
大体液体が飛び散る所をリアルに、完璧に描ける訳がないので、とりあえず愛液らしい物が吹きだしているように見せる事が出来ればそれでいいです。
らしく見せる描き方はとても簡単です。
とりあえず濃さを調節しつつ、白鉛筆で線上にピュッと描けばいいです。先端は少し丸くし、徐々に細く描いていけば割とそれらしく見えます。
仕上げは白のエアスプレーで愛液ダダ漏れの様子を描けばお終いです。
後はシーツが愛液を吸いこんでビショビショになっている描写を出すために、愛液が飛び散っている範囲を乗算で塗って行けば濡れているシーツが表現出来ます。
影よりもっと暗い色にする事がポイントです。

これで断面図以外は殆ど完成しました。

琶月
「ここまで辿りつくのに下書きから約一カ月半。とても長かったですね。」

試行錯誤を繰り返しながら塗ってきたので苦労しましたね・・・。全部オリジナルの塗り方なので正直効率悪かったかもしれません。
上手い人の絵を見て「どうすればこんな塗りを表現出来るのか?」を考え、最終的に似たような色になる事を意識していたので。
まさしく「らしく見せる」戦法ですね。

さて、いよいよ山場です。断面図。


もうね。



どうやって塗ればいいのか。




こればかしは本当にもう困りました。




琶月
「結局どうしたのですか?」

自分のフィーリングとイメージを頼りに塗りました。
膣内ですから光源なんかある訳ないのですが、とりあえず何時も通り ベース+影(乗算)+光(スクリーン) 手法で塗って行きました。
で、結果はこうなりました。




琶月
「とりあえず、ベースよりはマシって感じの絵ですね。」

そうですね。外ではあんなに愛液吹いているのにこっちではナシかって状態なので、当然断面図の方にも愛液を描いて行きます。
ただこれがまぁ、資料の少ない事・・・。pixiv等でざっと断面図とか見ても愛液描いている絵って意外と少ないんですよね。精子は沢山あるのに

琶月
「一気にこのページが臭くなりましたね。」

くーーーさーーーいーー(ry
で、とりあえずフィーリングを頼りにまた愛液を塗りました。そしてこうなりました。





正直想像以上によくなったと思います。

塗り方は先程説明したのと全く同じです。濃さを調節しつつ、白鉛筆で上から描いただけです。
それだけでこうもマシになるとは・・・。白色・・・恐るべしっ・・・!
さて、大分上の方でバイブのベース色を変えたと言いましたが理由はここです。
愛液は今回、白色で表現したのですが一番最初に書いたバイブのベース色では白と近い色だったので愛液が非常に分りづらい状態でした。
それを避けるために少し色を濃くしました。結果的に大成功でしたね。


レミリア
「変態っ!変態ぃー!変態いいいーーー!!!ううううっっ!!(ビクンビクン

我々の業界では褒め言葉です。
さて、それぞれの塗りを終えた全体図がこんな感じになっています。





中々見ごたえのある絵になってきました。

しかし、まだ物足りません。

琶月
「え?まだ物足りないんですか?仕方がないですね。もう二つ程ローターがここにあるので脇につけましょう。」

そういう意味で申した訳ではない(某鳩風に
ってか、琶月さん。今さり気に凄い事言いましたね・・・。CHHの成果か・・。

琶月
「え?え?」

あれですよ。振動が全然表現されていなくて、ただ突っ込まれているだけで感じている状態になっています。
それはそれで調教が進み過ぎて頭おかしくなっている感じで悪くは無いのですが

琶月
「末期症状ですね、良い病院知っているので紹介状出しましょうか?」


      ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )  お断りします
    /    \
  ((⊂  )   ノ\つ))
     (_⌒ヽ
      ヽ ヘ }
 ε≡Ξ ノノ `J


振動を表現するには一度、物を全て完成させて一枚のPNGファイルとして出力した方がとても表現しやすくなります。
この場合、既に一枚の絵として完成しているので一旦pngファイルとして出力。
その後、そのpngファイルを読み込んで実質一枚のシート状態にします。

琶月
「実質一枚のシート状態?」

その辺は絵を描いている人なら何となくピーンと来ると思うのですが、流石にシートの意味から説明すると長くなるので割愛させて頂きます。
一枚のシートとして読みこんだら自由選択を使って振動させたい部分を囲って行きます。
囲ったらコピー→ペーストを三回ぐらい繰り返し適当に本体の周囲にはりつけていきます。
はりつけたら透明度を50%にすればぶれた絵になり、まるで振動しているかのような絵になります。わお、なんて簡単なんだ!!
これもオリジナルで思いついた方法ですが、恐らく大体の人もこんな感じでやっていると思いますし、何と言っても凄くそれらしく見えるのが素敵。

全ての玩具を振動させた状態の絵がこちらになります。






良いですね、ヴィイイイインって音が聞こえてきそうな絵です。



レミリア
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ!!!!」

おっと忘れてはいけない、擬音と台詞。個人的にはある方が好きです。
つけたした物がこちら。







ちょっと台詞枠小さい気もしますが、まぁ今回は致しかないでしょう。
ガクだとかビクンだとかもっと良い描き方があるような気もしますが、あんまり大きすぎても邪魔なのでこの程度で・・・。

さて、これで完成!と、言ってもいいのですが鎖で繋いで調教している割には何だか明るすぎる部屋です。
地下のベッドの上で拘束し長期間に及ぶ監禁調教っていう設定にしたいので、薄暗さでも表現してみましょうか。
方法はとってもシンプルです。真っ黒のシートを一番上に用意し透明度を25%にするだけです。



これでついに完成です!!


完成絵がこちら。




縮小なしにすると本当にでけぇぇ





結構小さくした絵がこちら。





ああ・・・長かった・・・・
完成までとても長かった・・・・。
一番最初の下書きがここから始まったと考えると、よくここまで辿りつけた物です・・・。

一番最初の下書き↓




もうこうして比べると本当に構図だけーって感じですよね。
約二ヵ月間に及ぶ長期作業でしたが、晴れて終了致しました。お疲れ様でした!

琶月
「お疲れ様でーす!」
レミリア
「誰か止めてっ!!!!うああああっっ!!」

\駄目、絶対/

一応これで完成ですが、結局やりたかった差分が出来ませんでしたね・・・。
もし、気が向いて差分を作ったらpixivなり、裏の部屋なり載せて報告したいと思います。
ひとまず、これにて作業報告を終了します!
次回は服とそのシワの描き方をマスター及び練習したいと思います。

それではまた次回まで、御機嫌よう!


レミリア
「イクゥゥッーー・・・!!と、止め・・ど、何処・・・行くの・・!置いてかなっ・・・・っっっっ〜〜〜!!!」

次は誰を描こうかねぇ・・・。やっぱりレミリアかねぇ・・。


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